冬の加計呂麻的至高の1品

加計呂麻の暮らしは不便じゃないですか?困ることはありませんか?
と、尋ねられることがよくあります。確かに加計呂麻にはコンビニエンスストアはもちろん、スーパーマーケットもありません。ついでに言うと信号機もありません。(自動販売機はありますけどね。さすがジャパン・・・)

不便かと言えば不便だけど、不便じゃないと言えば不便じゃないです。
ほんとうに困ることはここでは書けないので、またの機会に。
公共の場でお話できるかどうかはわかりませんけれど。うふ。

いや、今日はそんなお話じゃなくて、美味しい話。

「あっ!今日はアレとコレが食べたいな〜。」と思っても、その日すぐには手に入りませんが、何でもすぐ手に入らない環境にいると、「何かをすぐ手に入れたい」という欲求が減りますから、ストレスもなく、むしろ、あるもので楽しもう精神が育まれます。
島で暮らして12年。
案外あれもこれもなくても平気なんだなあ、と思います。

とは言え、今はインターネットで何でもお買物できちゃう時代です。スパイスや調味料、お肉やワインまで、なんでもここ加計呂麻まで運んでくれるのです。便利な世の中になってきたものです。ありがたや。

そんな現代の便利も使いつつ、やっぱりせっかくの島暮らし。

これは、畑や釣りをがんばらなくっちゃいかがなものか、と言うことで、海のコンディションがよければシーカヤックで釣りに出かけ、合間合間に畑のお世話。
雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、、、
と、かっこよく言いたいところですが、実際のところは、雨にも風にもカタツムリの猛攻にも簡単に負けちゃうんだけど、美味しいごはんのためならば、負けても負けてもくじけない、これ大事。


沖まで自力で漕ぎ出して、海と魚と格闘して。
帰ってきたら、シーカヤックや釣り道具を片付けて、お魚捌いて、ぶら下がる猫のサンちゃんを説得して捌き終わるのを待ってもらって、畑に野菜を収穫に行って、カタツムリのうんちをよ〜〜く洗って、合間に五右衛門風呂を沸かして、、、ようやく晩ごはんにありつけるのです。

こうしてうまれる美味しいごはんは格別な逸品となるのです。

この日の逸品は、アザハタのロティに2年寝かせた加計呂麻檸檬のコンフィ、自然農で育てた摘みたてルッコラ添え。

美味しそうでしょ?



自然の恵みに感謝して、お金をかけず、手間暇かけて贅沢な’’満福’’時間を作り出す。

加計呂麻暮らし、自給率をあげて贅沢暮らしをするのがこの冬の目標です。







パタゴニア