ウニコレ2019

どうして、自然界にある有機的な形状はなぜ人を引き付けるのでしょう。


先日、久しぶりに、美しいウニ殻を見つけました。
これは大きな美しいシラヒゲウニちゃんではないかしら。

ウニ殻はとっても脆くて壊れやすいので、そもそも綺麗な個体は見つけにくいのですが、以前よりウニ殻さんを見つける機会も少なくなっているので、こんなに美しい子に出会えるなんて喜びはひとしおです。

環境の変化か、海中で生きたウニを随分と見かけなくなりました。生体数が減っているのだから、当然、ウニ殻の数も減りますよね。

温暖化、だけが原因かどうかはわかりませんが、「〜〜はいなくなった」とか、「前はもっと〜〜を見たのにね」という声はよく聞きます。

今日は奇しくも、グローバル気候マーチが行われ、世界中で地球温暖化・環境変化への危機が叫ばれています。

数値化して自然界のことを把握しているわけではないけれど、みんなちょっとどこかおかしい、と感じていることは事実。

ウニ殻集めなんて、特に役にも立たないただの個人的な趣味ですが、些細な日常から垣間見える環境の変化に敏感であり、なるべく環境負荷のない暮らしは今後も続けてゆこうと思った、嵐の前の日でした。


まだ誰の足跡もついていない、まっさらなビーチにて、宝物がそっとかくれんぼ。

理由なんてどうでもいい。美しいものは美しい。
こんなに穏やかで美しい世界がいつまでもここにありますように。