加計呂麻的おこもりタイムの過ごし方〜その日の天使を探して〜

加計呂麻的おこもりタイムの過ごし方〜その日の天使を探して〜

1人の人間の1日には、必ず「1人の天使」がついている。

みなさん、おこもり生活いかがお過ごしでしょうか。

今は、都会暮らしのみなさんの方が何かと不便とストレスを強く感じられる場面も多いかと思いますが、みなさんどうか、健やかにお過ごしくださいますよう、心から祈っています。

思春期に愛読していた中島らも氏のエッセイに『一人の人間の一日には、必ず一人、「その日の天使」がついている。』という文があり、少し辛い時にはよく思い出す一節です。

その天使は日々姿を変え、目の前に現れるのだとか。しかも、’’心・技・体ともに絶好調の時は、これらの天使は、人には見えないようだ。逆に、絶望的な気分に おちている時には、この天使が一日に一人だけさしつかわされていることに、よく気づく。’’と続きます。

「南国詐欺」だなんて嘆かないで・・・

加計呂麻島の春、LittleLife氏がしょっちゅう呟く言葉。
『南国詐欺だー!ここは南国じゃないー!!』
ご存知ない方も多いですが、冬はもちろん春の加計呂麻島もどよよんとしたお天気が多く、海遊びにはそんなにオススメではない季節です。

何が良くないって、まず、天気が不安定。
コロコロ変わる天気予報。風向きも安定せず、午前中は北風かと思えば午後には南風になったり、どさっと雨が降ってみたり。

そして、海水温はまだ低く、真冬とほとんど同じ水温。海の温度は2ヶ月3ヶ月遅れですから、ゴールデンウィークより12月の方が海の中は暖かいなんてこともあるのです。今日も気温18度、海水温22度。
(詳しくはこちらをどうぞ→加計呂麻島の海・四季の変化


’’お天気が不安定’’ということは、先の予定を’’絶対こうしよう!!’’と決めていると、予定通りに進まず残念な気持ちになり、ストレスは溜まるいっぽう。
「○日に無人島へ行こう!」なんてのはもちろん、奄美大島へ渡るフェリーが欠航することも多いので、「○日は奄美大島へお買い物へ行こう!」なんて決めない方がいい(そもそも奄美大島へ買い物へ出ることはないんですけどね。まあ、例えば)。朝見た予報が午後にはまた変わるので、週間天気予報なんてのを信じちゃあいけない。
今は、コロナウイルスの影響によりツアーは全て中止ですが、ツアーご予約が入っていても天候次第ではどうなるかわからないもの。

じゃあ、不安定なお天気・お仕事のない日々をどう過ごす?


臨機応変さと、今与えられた状況を楽しむチカラを身につけるのです。

お籠り生活となる日が増えると、身近にあるモノをじっくり観察してみる。
または、ちょっとしたことも’’楽しいこと’’としてカウントしてみる。
積極的に「その日の天使」を探すのです。

季節の花を楽しむ。例えばサクララン。

こんな可愛い形が集まってしかも半球状だなんて、ズルイほどかわいいと思うのは私だけかしら。


可愛い可愛いサクラランが花開き始め、見事に開花したお花に出会った時はなんとも嬉しい気持ちになるもの。

ググッと寄ってみるとこんなにふわふわで愛らしいんだもの、たまらないよね。

せっかく咲いた可愛い花をどうやって美しく残そうかと、未熟な腕で撮影にトライ。そんなことをしているとあっという間にお昼タイム。

季節の移り変わりに耳を傾ける。例えばアカショウビンの飛来。

またある朝は、まだ薄暗い中「キョロロロロー」と美しいさえずり。
これはリュウキュウアカショウビンちゃんの麗しいお声ではないですか。ああ、今日も仕事がないけれど、アカショウビンの声が聞けたからまいっか。
なんて、努めて小さな喜びを少しづつ見出すようにしていると、いつの間にか楽しいことは増えてくる気がします。

かわいいアカショビンのお姿は見えねど、’木化け’して美声に耳を傾ける。

もちろん、悪天候が続くからこそ、おひさまぴかぴか海が穏やかな日の到来が待ち遠しいのですが。

そもそもスローライフは全然スローじゃないからね。


海が荒れていれば畑仕事や家の修繕を。雨が降っていればweb作業や写真整理、家の片付けを。
海に出かけられるチャンスはそう多くないので、天気に合わせて臨機応変にフットワーク軽く、柔軟に考えて行動するのが煮詰まらないポイントかなと思います。
我が家にはテレビもないから、情報は自分で取捨選択してキャッチするように。
また出かけられる日にシャキッと動けるように身体を維持するのも大事なお仕事。

なんて、すごくメリハリのある人みたいですが、実はそうでもなくて、ネクラでぐうたらニンゲンであるぷかぷかりんごは、シメておかないとあっという間にぼんやり地獄へ落っこちてしまいますので、こうやってブログを書いて自分を鼓舞しているのです。

ここに暮らしていると、そもそも人に会わないし、風が吹いても桶屋は儲からず、フェリーが欠航して物流はストップ。
どよんとした厚い雲に覆われていると、案外気分は暗くなるもの。狭い’’空気を読む’’シャカイならなおさら、煮詰まらないようにする工夫が大切。

いろんなことがあっても、この大自然、人と出会うことなく海へ出かけられる環境にとても助けられています。

昔ながらの古〜いお家で島暮らしを営む我が家のライフスタイル。スイッチポンで動いてくれるものはないので、何をするのも時間がかかりますから、スローライフは案外やることが多く、1日はあっという間なのです。
お風呂を沸かすのも薪を拾ってきてから火をつけて、ですからね〜。

そんな忙しいスローライフも、何をチョイスするかで同じ1日のありようが変わってくるので、おこもり生活にまいらず、心地よくお風呂に入って1日を締めくくれるよう、健やかに過ごしてゆきたいものです。

火は生き物のよう。


1日1人のかわいい天使があなたの前にも現れますように。


癒しの島旅いかがですか

CTA-IMAGE 本格的なのに、やさしいシーカヤック&シュノーケリングのアウトドアツアーです。 都会の喧騒を離れ、奄美大島のその先にある加計呂麻島まで足を運ぶ。 そこには、ゆるやかに流れる空気と美しい自然だけがあります。