加計呂麻島暮らし:そうだヤマモモジャムを作ってみよう!の巻

昨日から大雨続きの加計呂麻島ですが、貴重な晴れの日は海か?山か?、いや畑!でもまずは、一服お茶を嗜んで1日の計画を立てるのです。
加計呂麻島はヤマモモシーズン到来。すずなりのヤマモモが熟れに熟れて、地面に落っこちています。これはもったいない。
いつもは、おさるさんみたいにチョイチョイと摘んでそのまま食べるだけのpukapukaringoでしたが、たまには旬を逃さないうちに季節の香りを閉じ込めねば!と、珍しくジャム作りに挑戦です。にんげんだもの。

ヤマモモの季節到来

一粒づつ丁寧にハンドピッキング


まずは、ヤマモモの収穫。
かわいいかわいいヤマモモちゃん。未熟でもなく熟れ過ぎてもないコを選別して一粒づつ丁寧に収穫してゆきます。
強く握ると潰れちゃうから、やさ~しくね。

手が美味しい色に染まったところで、収穫終了。

さっさと調理に入るyo!

綺麗に洗ったらお鍋でコトコト煮るがよし

おお〜。麗しのヤマモモたちよ。
宝石みたいに綺麗だね。
いつもは魚が並ぶことの多い漁師っぽい我が家の台所も、ヤマモモの登場により一気に可愛らしい雰囲気に。
果物って乙女気分があがって、とってもいいわね。

さてさて、かわいい宝石たちを潰さぬように、やさ~しく水のお風呂でwash-wash.汚れや虫くんを取り除きます。

綺麗になったヤマモモたち。かれこれ20年くらい使い込んだル・クルーゼのシグニチャー ココット・ロンドに投入。

え?今時はル・クルーゼじゃなくって、ストウブですって?
ストウブかっこいいよねえ。でもね、我が家には古株ル・クルーゼだけでなく、使い込まれすぎたダッチオーブンが大小合わせて8台(!)もあるからね、我が家のお台所には、もうこれ以上お鍋の入る余地がないのです。
なんて、鍋の余談はさておき。ヤマモモの話を続けよう。

味の出すぎたル・クルーゼにヤマモモと予定量の島ザラメを半分投入して弱火でコトコト。

コトコト煮ること約10分。いい感じに水分が出てきました。
残り半分のお砂糖を投入して、さらに10分。
う~ん、お台所にヤマモモの優しい甘酸っぱい香りが広がります。


さー、いよいよ最終段階。
いろんな人のレシピを見ると、シロップに煮込んだら実を取り出しちゃう。つまり、味が抜けているので捨ててしまう、なんて記事も見かけましたが、そんなもったいないことはできませぬ。せっかくのヤマモモですから余すことなく食べたいもの。
ちょっとだけ面倒なんだけれど、ザルで濾して一つ一つタネを取り除き、果肉をヤマモモシロップに再投入。

美しいジャムの完成!

つぶつぶの果肉をしっかり混ぜ込んで、少し煮込んだら、はい、できあがり!
我ながらうまくできたと自画自賛。

収穫から始める、楽しい美味しい加計呂麻ヤマモモジャム作りの1日でした。