2020加計呂麻島の夏〜ぷかぷかりんごの場合〜

いつもと違う夏、特別な夏、ってなんだろうな、毎年同じ夏なんてないのにな、なんて、ぼんやり考えているうちに8月が終わってしまいそうです。

とはいえ、やはり、今年は例年に比べて遊びにいらっしゃるゲストの数はうんと少なくて、LCCが飛ぶ前の静かだった加計呂麻島を思い出します。

それも加計呂麻島らしくていいじゃないか。


なんてブツクサ言ってないで、この夏を写真で振り返ってみましょう。
(って、まだ夏は終わってないけどね!)

眩しい青が広がり始めた7月の外海。
SUP師匠とどこまでも。
空も海もどこまでも突き抜ける青・碧。
長かった梅雨が明け、いよいよ夏が始まったとワクワクした日。

人でにぎわうようになってしまった珊瑚礁エリア。
誰もがトキメク華やかな場所というのは人が集まってしまうものですが、ふんずけられたり、蹴っ飛ばされたり、餌を撒かれたりすることが増えたので、ちょっと心配なのよね。
泳ぎに来るのは自由だけど、大事にしろよな、貴重な珊瑚礁!!

(あ、いけませんね。こういう話はつい口調が荒くなっちゃって、おほほ。)

明るい太陽が差し込むカラフルな珊瑚礁が「動」ならば、曇天の砂地は「静」の海。
華やかなだけでないのが加計呂麻島の持ち味。
このコントラストがまたいいのである。

小魚たちも爆発的に増えました。
あちこちに点在する通称’’コザカナヤマ’’
彼らは長くはひと所に留まっていないので、
「明日も必ず会えると思うなよ!」と、肝に命じて、
出会えた日に感謝。

不思議な’’もや’’に包まれた日々も。
波一つない水鏡のような海。
一人ぽかりとシーカヤックで浮かんでみると、
いつもより幻想的な風景が目の前に広がり、
「はて、ここはどこかしら?」
と、不思議な感覚に包まれるのでした。

そして、イマココ。
台風8号バービー様は加計呂麻のうんと沖をお通りになられましたが、
なが〜い尻尾をお持ちなのか、
まだまだ強い雨と時々強風が続いています。

こんな感じで、ぷかぷかりんごは2020年の夏も、いつもと同じように、お天気に合わせて、海のコンディションに合わせて、体調に合わせて、ゆるっと生きています。